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『小さな命と大きな役目』@
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アレクサンドリアの一室から、

産声が上がった。

そこには、うれしさに涙を流すベアトリクスと、

彼女をそっと抱きしめるスタイナーがいた。

「私、本当に産んだのですね、無事に・・・」

「本当だ。何も気にすることはないのである!」

無邪気に泣く赤ん坊をそっと腕に包み込むベアトリクス。

「かわいい・・・・」

「お前に似てとても美人なのである」

その通り、ベアトリクスそっくりの女の子であった。

「名前はどうするのだ?」

「・・・・・薔薇・・・ローズ・・・、ローズがいいわ」

「ローズ・スタイナーか、いい名前である」

・・・・一瞬の沈黙。

喜びをひしひしと感じる二人をよそに、

・・バタン!

国王のジタンと王女のガーネットが飛び込んできた。

「ベアトリクス、スタイナー!あぁ、生まれたのですね!!本当に良かった・・・のですが」

「????」

顔を見合わせるベアトリクスとスタイナー。

「大変なんだよ!外にたくさんの・・・・・モンスターが!!」

「!?霧は消えたのに、なぜ?」

「どんどんわいて来るんだよ!!どうすりゃいいんだ?!住人はもう避難を始めてる!」

「・・・・・逃げるか、戦うか」

静かにベアトリクスが言った。

服を着替え始めたベアトリクス。

「・・・ベアトリクス、あなたは動かないほうが・・・!」

止めに入るガーネット。

「私の役目はたとえ命が尽きようともアレクサンドリアを守ることです!」

セイブ・ザ・クイーンを手に構え、部屋を出て行く間際、

「ローズを・・・・王女様、ローズをどこか安全な場所に!!」

「ベアトリクス、自分も助太刀するのである!!」

スタイナーも部屋を飛び出す。

「ジタン国王、ローズを頼むのである!!」

・・・バタン。

急に静かになった。

外では大砲の音、家が焼ける音が響いている。

「ジタン・・・・私たちも逃げましょう」

「ローズを頼まれちまったし、残れないからな、行こう」

ガーネットは今やすやすや眠るローズをしっかりと抱きしめ、

ジタンとともにアレクサンドロスを去ったのである。

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続きます!!!!!

 

 


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