| 大きな役目と小さな命E ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 声の出る限り叫んだ。叫びつづけた。 声を出し尽くした後、ふいにセイブザクイーンを手にとって構えてみるローズ。 その姿は母親にそっくりであった。 体中に母の優しさが伝わる。 「何としても助けないと!!」 再び立ち上がり走り出す。 もう少女の姿にためらいも、悲しみもなかった。 その後ろ姿に見えるのは たった一つの『勇気』だけ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 城の中。 かつて女王だったブラネの肖像画が、割れて地面に落ちている。 その前に、ひっそりと横たわるベアトリクス。 ・・・・・・もう息は無い。 「・・・ファイガ・ファイガ・ファイガ・・・。」 もう魔力も何も関係なかった。体力も魔力も使い尽くしたはずだった。 だが彼女は ・・・・『トランス』していた。 そう、あの時のクジャのように・・・ ローズはついに母親を見つけた。 「お母さん、お母さん!!!」 のどから声を絞り出す。 「アレイズ!!!」 普通、モンスターにやられた死以外は、レイズ呪文は効かない。 だが、トランスが奇跡を起こした。 ベアトリクスが微かに息を吹き返したのだ。 すかさずローズはケアルガを唱える。 ・・・・・・・・ベアトリクスが起き上がった。 「お母さん!!!!・・・良かった・・・。」 ローズはもう赤ん坊ではない。 こうして死から母親を蘇らせたのだ。 「あなたは・・・ローズ?」 うなずくローズ。 「まあ、なんて大きくなったの?ふいんきがスタイナーによく似てるわ・・・、!そう、スタイナーは!?生きているのでしょう?」 「それが・・・・」 今までのいきさつを一通り聞かせたローズ。 「ローズ、あなたは本当によくやってくれました。こんな身体になって・・・、疲れたでしょう? 今度は私の番ですね・・・」 ローズにケアルガを唱え、立ち上がるベアトリクス。 二人でスタイナーがいた場所へ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 続きます・・・(長いってばさ・・) |